フロー体験をトレーニングに取り入れるコツ

皆さん、こんにちは。

トレーニング歴が長くなると、慣れが出てしまい「以前より刺激が弱くなった。」「モチベーションを維持するのが難しくなった」と感じる方も多くいらっしゃるかと思います。

初めてジムでトレーニングした時と比べると、慣れが出てしまい刺激が感じずらくなってしまいます。

今回は、「フロー体験」について紹介し、ウェイトトレーニングにフロー体験を取り入れ初心のような刺激と楽しさ、充実感を取り戻す方法を紹介したいと思います。

 

フロー体験とは

心理学者「M.チクセントミハイ」が提唱した、精神状態が時間を忘れるほど没頭した状態を指します。集中力が限界まで高まり、パフォーマンスを引き出す事が出来ます。

スポーツ界では、フロー体験を「ゾーンに入る」と言い換えらると言います。かんたんに言えば、集中し何かに没頭している状態とも言えます

ウェイトトレーニングは常に自分の限界へ挑むスポーツ。高い集中力は必要不可欠です。

フロー体験に入る条件

  • 手の届く範囲の目標設定
  • 早いフィードバック(成果)
  • やりがいや楽しさ
  • 絶えず集中出来る環境

1. 手の届く範囲の目標設定

目標設定の難易度は低めでも大丈夫です。期限も短いものが良いです。
理由は、達成した自分をイメージしやすくモチベーション維持しやすい。期限も短い為、すぐに成果は得られる事です。
難易度が高すぎる目標だと、途方もなく長い道のりに感じてしまい、モチベーションの低下を招きます。

例えば、今月中にベンチプレスを5kgを増やす。バーベルカールの回数を2回増やすなどです。

2. 早いフィードバック(成果)

人のやる気を引き出すには主に2つ方法があります。成果に期待しやる気を出す方法不安を払拭する為にやる気を出す方法です。

フロー状態に入るには、フィードバック(成果)に期待し、やる気を促します。また、フィードバックがよりスグに得られるようであれば、イメージしやすく行動しやすいです。

半年先や1年先の目標より、今日や今週のトレーニングの目標を達成する事の方が、達成までの道のりが短いく現実味があります。

1年後にベンチプレスを160kg挙げるより、今月に+5kgを挙げれるようになるのは方が現実的でイメージしやすいです。

3. やりがいや楽しさ

どんな苦手な部位やトレーニング種目でも、苦手意識を持って取り組むより、ポジティブな側面を意識してトレーニングする方が、心のエネルギーを消費せずに済みます。

私のケースを紹介します。私は肩関節が硬い為ショルダー・プレスが苦手で嫌いです。しかし、三角筋に強い刺激を与えるにはショルダー・プレスは必須でした。そこで私はYoutubeでショルダー・プレスをやっている人の動画を見てイメージトレーニングを行いました。種目に取り組む姿勢や気持ちを変える事で挙上重量も伸びるようになりました。

4. 絶えず集中出来る環境

フローの言葉の意味は「流れ」です。流れるような意識でトレーニングへ取り組みます。流れをせき止めるような物を取り除きます。インターバル中のスマホは、フロー状態を途切れさせます。

インターバル中も次のセットに備えたイメージをしたり、ストレッチをして備える事で長時間のトレーニングでもフロー状態を維持できます。

 

これらが、フロー体験をウェイトトレーニングに取り入れるコツになります。
ウェイトトレーニングは、目的が明確で自分次第で結果が変わるスポーツなのでフロー体験と非常に相性が良いと言えます。

余談ですが、以前アイアンマンで読んだ記事で、マッスル北村は挙上時も常に笑顔でやっていたそうです。理由はウェイトトレーニングが楽しくて仕方ないからだそうです。

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