皆さん、こんにちは!
今回はVANQUISHアスリート第8弾「ネイサン・ウィリアムズ」を紹介します。
ネイサン・ウィリアムズはイギリス・ロンドン出身のプロ ボディビルダーであり、パーソナルトレーナーです。
トレーニングを初めてわずか数年でプロカードを取得した、優れたボディビルダーです。
また体型も日本人に似ている為、参考になる部分が多いです。
目次
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プロフィール
1.2 大会実績 -
生い立ち
2.2 ホッケーを卒業し、ボディビルの道へ
2.3 プロカード取得までの道のり
2.4 プロカード取得後の苦節
2.4 世界・ボディビルチャンピョンへ - ネイサンのトレーニングメニュー
- ネイサンの食事について
- まとめ
プロフィール
名前 | ネイサンウィリアムズ(Nathan Williams) |
出身 | イギリス・ロンドン |
身長 | 175cm |
体重 | 83.9〜88.5kg |
職業 | ボディビルダー・パーソナルトレーナー・フィットネスモデル |
大会実績
- 2016年 世界ボディビルチャンピョン マイアミ 優勝
- 2014年 DFCA ブリティッシュプロ グランプリ 優勝
- 2012年 DFCAワールドプロファイナル 4位
- 2012年 BNBF ファイナルズジュニア(23才以下) 優勝
- 2012年 BNBF ファイナルズ 総合優勝
- 2012年 BNBF 中央予選(23才以下) 優勝
- 2012年 BNBF セントラル総合 優勝
BNBFとはイギリスでもっとも権威あるボディビル大会です。
BNBF公式サイト
生い立ち
ネイサン・ウィリアムズは若い頃、熱心なホッケー選手でした。彼は幼少期から高校までホッケーに明け暮れていました。
しかし、彼はホッケーをプレイするのが好きでしたが、他の選手が自分より強くて大きいことに苛立ちを感じていました。体幹だけでなく、体の大きさや強さも必要とされるこのスポーツで競争力を維持することはますます困難になってきました。
フィジカル面を鍛える為、ウェイトトレーニング始めました。彼はトレーニングについて多くのことを学ぶ為、ボディビルの雑誌を読んだり、経験豊富なリフターのアドバイスを受けたりしました。
彼は数ヶ月間で、筋力と筋肥大を大幅に向上することができました。高校3年生の時に7kg以上、増量する事ができました。
ホッケーを卒業し、ボディビルの道へ
高校卒業後、トレーニングに対する情熱はさらに強くなります。
ネイサンは、卒業後もトレーニングを続け5kgの筋肉を増やし、4年間のトレーニングで体重は、68kgに達します。
しかし、トレーニングに伸び悩む時期もありました。そんな時、彼は栄養学を学び、ジャンクフードをやめ、赤身の肉や新鮮な野菜を取り入れる事で筋肉の成長ををさせました。
鶏肉、米、野菜を用意して、タッパーに詰めて大学に運ぶようになりました。
「毎日4,500から5,000カロリーを目標にしていた。1日に5~6回の食事とプロテインシェイクを飲んでいた」とネイサンは言います。
食事を見直す事でネイサンの身体は急成長を遂げます。
そんな折、友人からBNBF・ボディビル大会に誘われ出場します。わずか数ヶ月後に開催される大会に出場し、未経験にも関わらず優勝します。
ネイサンはボディビルを始めるまで、目的がないままトレーニングをしていた虚無感を感じおり、ボディビルという目的を持つ事でトレーニングが捗ったと語っています。
プロカード取得までの道のり
初めてのボディビル大会を優勝したその数週間後、別のボディビル大会に出場する事を決めます。
それは「BNBF・セントラル予選大会」と呼ばれ、予選を勝ち抜き決勝戦に出場する事でプロカードを取得するチャンスを得る事ができます。
彼は急ピッチでコンディションを整え、BNBF・セントラル予選を見事1位で勝ち抜き、決勝戦に進みます。
決勝戦までの数週間、ネイサンは可能な限り最高の体格を実現するために自分の弱点を徹底してトレーニングしました。ポーズの練習も、ステージで完璧なパフォーマンスができるようにしました。
決勝戦では、ネイサンは今までで最高の身体でステージに立ち、見事に優勝しプロカードを獲得します。
プロカード取得後の苦節
プロカード取得後、さらにレベルの高いビルダー達と戦うことになり、さらなるレベルアップが必要になりました。
* DFACとは、アメリカとイギリス共同で行われるボディビル大会で、アンチドーピングを規定しております。
その間に、パーソナルトレーナーとして活動し、トレーニングの知識を増やしています。
2年後、プロボディビルダーとして大会に出場します。2014年に開催されてDFCAブリティッシュプロ・グランプリに出場し、他の選手を圧倒し優勝します。
世界・ボディビルチャンピョンへ
2016年、ネイサンはこれまでの最大の挑戦として、世界ボディビル大会に出場しました。
驚くべき事に、初出場で見事に優勝し世界的に有名な選手となりました。
後に彼は「ジュニア時代の最初の1年でプロになって、4年後には世界チャンピオンになっていると言われたら、笑ってしまうと思います」と語っており、本人の想像を超える躍進だったといえます。
ネイサンのトレーニングメニュー
週5〜6回トレーニングを行います。トレーニングには、カーディオ重視や強度重視などアクセントを取り入れています。
レップ数は、6〜12レップで行います。高いレップ数は筋肉が引き締まるが、低いレップ数は、より多くの筋肉をつける事が出来ると語っています。
月曜日 | 肩と上腕二頭筋 |
火曜日 | 脚 |
水曜日 | オフ |
木曜日 | 胸部と上腕三頭筋 |
金曜日 | 背中とカーフ |
土曜日 | 弱点の部位 |
日曜日 | オフ |
カーディオメニュー
脂肪を減らす為に、有酸素運動を行っています。
低強度のウォーキングとHIITがお気に入りの有酸素運動です。
ネイサンの食事について
ボディビルの為の減量として、高いエネルギーを維持しながら、確実に脂肪を落とします。そのために複数の炭水化物と赤身のタンパク質、健康的な脂肪を摂取しています。
ネイサンの言葉を借りれば、「私の食事は、準備期間中のヘビーなトレーニングセッションの燃料となる炭水化物と、筋肉組織を維持するための適度なタンパク質の摂取量、そして脳が疲労するのを止めるための十分な脂肪で構成されている」とのこと。
朝食には、ネイサンは、ホエイプロテイン入りのお粥を食べてます。それ以外の食事はほとんど同じで、鶏肉、サツマイモ、緑黄色野菜で構成されています。一日に7~9回の食事を均等にとっている。
まとめ
以上がネイサン・ウィリアムズのまとめになります。体型的にも日本人に似ている為、参考になる部分が多かったのではないでしょうか。