【2023年】フィジーク/ボディビル/フィットネス大会・団体ごとの特徴まとめ

皆さん、こんにちは!JustFitの田中です。

この記事では、フィジーク、ボディビルやフィットネスの大会と団体ごとの特徴についてまとめです。

特にボディメイクに自信ができて、「これから大会に出てみたい!!」と思う方が多いかと思いますので、初めての方と同じ目線で記事をまとめてみました。

見出し

  1. フィットネス大会のカテゴリー
    1. フィジーク
      1. 日本で有名な選手
      2. フィジークの大会団体
      3. 世界のフィジーク
    2. クラシックフィーリング
      1. 日本で有名な選手
      2. クラシックフィジークの大会団体
      3. 世界のフィジーク
    3. フィットネスモデル
      1. 日本での有名なフィットネスモデル
      2. フィットネスモデルの大会団体
    4. ボディビル
      1. 日本での有名なボディビルダー
      2. ボディビルの大会団体
  2. フィットネス団体ごとの特徴
    1. FWJとは
    2. JBBFとは
    3. NABBAとは
    4. ベストボディ・ジャパンとは
    5. サマースタイルアワードとは
    6. レモンクラシックとは
    7. イオリンピアとは
  3. 初心者にオススメの大会はどれ?
  4. あなたにピッタリの大会はどれ?
  5. 大会に観戦するならどれ?
  6. まとめ

フィットネス大会のカテゴリー

フィットネスの大会に様々なジャンルがあり、審査基準から世界観まで、全く違いいます!!

フィジーク

フィジークの画像

(引用:FWJ)

フィジークとは、伝統的なボディビルディングが重視する極度に大きく発達した筋肉よりも、バランスの取れた、アスリート的な体型を求めるものです。元々は「サーフパンツに似合う身体を競う競技」として設立されました。

フィジークの起源は、2010年にIFBBというフィットネス団体が始めました。

フィジーク初代王者のマーク・アンソニー

(引用:bodybuilding.com)

実際にフィジークの大会が始まったのが2011年頃です。初代王者はマーク・アンソニーという選手で、今のフィジークと比較してもよりナチャラルな雰囲気を持っています。

フィジークの審査の特徴は、伝統的なボディビルディングとは異なる審査の焦点を持っています。以下は、フィジークの審査の主な特徴を示すものです。

  1. 全体的なバランス: フィジークでは、過度に発達した一部の筋肉よりも、全体的な筋肉のバランスと均一性が重視されます。
  2. 筋肉の質: フィジークでは、極端な筋肉の大きさや太さよりも、筋肉のクオリティが求められます。これには、筋肉の清潔さ、定義、およびセパレーションが含まれます。
  3. プレゼンテーション: ステージ上での姿勢や歩き方、スマイルやオーラなど、アスリートの全体的なプレゼンテーションも評価の対象となります
  4. 過度な筋肉の不足: ボディビルディングとは異なり、フィジークのカテゴリーでは、過度に発達した筋肉は減点の対象となり得ます。つまり、過度な筋肉量は好ましくないとされる場合があります。
  5. コンディション: 皮下脂肪の少なさや、筋肉のシャープさ、皮膚の質など、体のコンディションも重要な評価ポイントです。

日本で有名な選手

(引用:https://gekkanmensphysique.com/)

以下は、日本のフィジーク界で著名な選手です。

  • カネキンさん
  • エドワード加藤さん
  • 寺島遼さん
  • JINさん
  • ぷろたんさん
  • ツカケンさん
  • 久野圭一さん

上げるとキリがないほどいます。それだけ日本で最も人気のカテゴリーとも言えます。

フィジークの大会団体

  • FWJ(IFBB)
  • IFBB ELITE PRO
  • JBBF
  • NABBA
  • レモンクラシック
  • イオリンピア

世界のフィジーク

また、フィジーク大会の審査基準やトレンドは、時代とともに進化し続けています。

2022年 メンズフィジーク・オリンピア王者のエリンバンクス

(引用:muscleandfitness.com)

近年のオリンピアなどの特徴を見ると、広い肩幅と細すぎるほどのウェストが特徴です。

上記の画像は2022年 メンズフィジーク王者のエリン・バンクスです。

クラシックフィジーク

クラシックフィジークの参考画像

(引用:https://physiqueonline.jp/)

クラシックフィジークとが、フィジークの人気を見て、IFBBが2016年に新設したカテゴリーです。従来のオープンボディビルディングカテゴリーとメンズフィジークの間の競技として位置づけられました。クラシックフィジークは、伝統的なボディビルディングの美学とエステティックを重視することが目的とされています。

以下は、クラシックフィジークの主な特徴とその概要です。

  1. 従来のボディビルディングへの回帰: クラシックフィジークは、1970年代や1980年代のボディビルディングの黄金時代を彷彿とさせる、伝統的な筋肉の美しさと調和を重視しています。
  2. 制限された体重: このカテゴリーには、競技者の身長に基づいて体重の上限が設定されています。これは、過度な筋肉量の増加を抑制し、クラシックな外見を維持するための措置です。
  3. ポージングの重視: クラシックフィジークでは、伝統的なボディビルディングのポージングが強調されます。このため、技術やアート性、エンターテインメント性が高いポージングが求められることが特徴です。
  4. バランスとエステティック: このカテゴリーでは、筋肉の大きさや量よりも、筋肉の質やバランス、そして全体的な身体の美しさが重視されます。
  5. コスチューム: クラシックフィジークの競技者は、伝統的なボディビルディングのトランクスよりも少し長めのショートパンツを着用します。

日本での有名なクラシックフィジーク選手

以下は、日本での有名なクラシックフィジークの選手です。

  • 喜納穂高選手
  • 五味原領選手
  • こんがりさん(東将治 選手)
  • 竹本直人さん

クラシックフィジークの大会団体

  • FWJ(IFBB)
  • JBBF

世界のクラシックフィジーク

2022年 クラシックフィジーク王者のクリス・バムステッド

(引用:Youtube)

上記の写真は、2022年 クラシックフィジーク王者のクリス・バムステッドです。
オリンピアの場合、ボディビルの比較しても、違いがわからないほどの筋肉量ですが、フィジークらしい細いウェストや筋肉のメリハリが強調されています。

この「クリス・バムステッド」の影響力は凄まじく現代のフィットネス業界で最も有名な人物として注目されています。

フィットネスモデル

フィットネスモデル参考画像

(引用:https://believe-media.jp/)

フィットネスモデルとは、フィジークやボディビルディングの大会とは少し異なる競技で、身体の美しさ、健康的な外見、ステージでのプレゼンテーション、そしてスタイルを評価する事が特徴です。

日本での有名なフィットネスモデル

  • 井上典大さん
  • eitoさん

フィットネスモデルの大会団体

  • NABBA WFF
  • BEST BODY
  • S.S.A Summer Style Award 
  • イオリンピア

ボディビル

ボディビルとは、筋肉の大きさ、均衡、全体的な身体の美しさを最大化するためのトレーニング、食事、及びライフスタイルの実践に基づくスポーツおよび芸術です。

日本での有名なボディビルダー

  • 山岸秀匡さん
  • 鈴木雅さん
  • 合戸孝二さん
  • 相澤隼人さん
  • 横川尚隆さん

ボディビルの大会団体

  • FJW(IFBB)
  • JBBF
  • レモンクラシック
  • イオリンピア

フィットネス団体ごとの特徴

各フィットネス団体ごとの特徴や権威性、出場する事のメリットや知名度についてまとめました。

FWJとは

FWJのトップ画像

FWJ(Fitness World Japan)とは、2014年に設立された日本最大級のフィットネス団体です。元はNPCJという団体で、IFBBという世界で最も有名な団体の傘下です。

FWJは、知名度が最も高くフィジークやボディビルの大会で日本で最も人気のフィットネス団体とも言えます。

権威性が高い事でも知られており、FWJの開催する大会で上位入賞した場合、経歴に書く事や、パーソナルトレーニングの実績に書いてる方も多くいます。

FWJの開催する大会で、トップ層は非常にレベルが高いですが、初心者の人でも気軽に目指せるカテゴリーとして「ノービスクラス」を用意されています。

ノービスクラスは、大会出場経験がない方を対象にしたクラスです。

FWJはドーピング検査しない団体としても知られており、JBBFの選手からは批判が集まりがちです。

知名度や、出場するメリットは間違えなく1番です!!しかし、トップを目指すとなると、かなりレベルが高いので、覚悟が必要です。

FWJは大会の「魅せ方」も上手く、出場する気がなくてぜひ気軽に見に行って見て下さい。

FWJの大会スケジュールはこちら

JBBFとは

JBBF公式ページの画像

JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)とは、1955年に設立された老舗のボディビル競技連盟です。

IFBBに次、日本で2番目に大きい団体です。ボディビルを中心に大会が開催されています。

JBBFは厳格なドーピング検査をしており、クリーナな大会として有名です。

FWJやYoutuberなど有名なインフルエンサーが参加する一方、JBBFは信念を持って真面目な方が多く参加する印象です。

JBBFは知名度も高いですが、JBBFで入賞しても経歴に書いたり、それでマーケティングを行うことができない事がデメリットです。

また、JBBFは各地域の団体で運営方針が少し異なり、古い運営体制について時々、物議を醸す事があります。

 JBBFも、もちろん初心者の方でも参加しやすい大会となっております。地域によってエントリー方法が異なるので、「JBBF 〇〇(地域名)」で検索してみて下さい。

JBBF 大会一覧

その他にJBBFに所属する大会は、以下になります。

  • マッスルゲート
  • ゴールドジム ジャパンカップ
  • スポルテックカップ

NABBAとは

NABBA公式ページの画像

NABBAとは、National Amateur Bodybuilders Associationの略称で、1950年にイギリスで設立されたフィットネス団体です。

イギリスの発祥の団体ですが、韓国勢が非常に強くモデルショーの色が強い団体です。オフィシャルフォトが非常にかっこいいです!

NABBAと関係性の深い団体としてWFFがあります。日本で言うNABBAとは、NABBA WFF JAPANと言い、NABBAとWFFの両団体に加盟しています。

NABBAにも、ボディビルカテゴリーもありますが、フィットネスモデルのカテゴリーが非常に人気です。

NABBA公式ページ

大会スケジュール(Instagram)

ベストボディ・ジャパンとは

ベストボディ・ジャパンのトップ画像

ベストボディ・ジャパンとは、2012年に立ち上げられたボディコンテストで「美ボディコンテンツ」との代名詞とも言えます。

ベストボディの審査基準は、主に下記になります。

  1. 健康美
  2. ルックス(顔の表情・表現力)
  3. ポージング
  4. ウォーキング
  5. スリムな身体、スタイルの良さ

全体的に審査基準は、フィットネスモデルよりです。FWJやJBBFのフィジークのような広い肩幅や発達した肩周りなどは強く求められません。

また、ベストボディ・ジャパンはJBBFと協賛しており、こちらもクリーンな大会と言えます。

ベストボディ・ジャパンの大会情報

サマースタイルアワード(SSA)とは

サマースタイルアワードのトップ画像

サマースタイルアワードとは、俳優の金子賢さんがプロデューサーとして有名なフィットネス団体の大会です。2002年から第1回を開催しており、フィジークの走りのとも言えます。

サマースタイルアワード(以下、SSA)のテーマは、「夏が1番似合う身体」となっており、FWJやJBBFのフィジークより、健康的らしさを重視しています。

SSAは、2022年7月から、JBBF、マッスルゲート。SBCフィットネス団体と協力団体となりました。これより、ドーピングを排除したクリーンな団体とも言えます。

SSAのカテゴリーは、以下のようになります。

  • フィットネスモデル
  • フィジーク

SSAはの大会スケジュールはこちら

レモンクラシックとは

レモンクラシックのトップ画像

レモンクラシックとは、Youtuberのレモンチャンネルが主催している広島大会です。2022年から開催しており、毎年様々なトラブルを跳ね除けて開催しており注目度の高い大会です。

FWJやJBBFとは違い団体というより、個人で大会を主催しております。

2022年から毎年8月ごろに開催しており、来年もぜひ開催して欲しいです!

以下のような著名なYouTuberが多く参戦しています。

  • なーすけさん
  • ブラマジ田中さん
  • さくらさん
  • 大山 大輔さん
  • Eitoさん

カテゴリーは、ボディビルやフィジークがあります。

レモンクラシック大会詳細はこちら

イオリンピアとは

イオリンピアのトップ画像

イオリンピアとは、西澤伊織さんが主催する岐阜で開催されている個人のフィットネス大会です。

ボディビルやフィジークの大会はもちろん、様々なブース出展やイベントが開催されており、「フィットネス祭」という印象です。

イオリンピア詳細はこちら

初心者にオススメの大会はどれ?

初心者の方は、まず出場するカテゴリーを絞ります。カテゴリーは上述に上げましたが主に、4つのカテゴリーがあります。

  • フィジーク
  • クラシックフィジーク
  • ボディビル
  • フィットネスモデル

この中で自分に合ったカテゴリーを選びます。初めて大会に出る方は、まず【フィジーク】でいいじゃないかと思います。理由は、初心者の方に出場しやすいカテゴリーを用意したり、ポージングがそこまで複雑でない事、ポージング講座が頻繁に行われているので、出場がイメージしやすい事が挙げられます。

カテゴリーからフィットネス団体を選ぶと下記のようになります。

  • フィジーク→ FWJ、JBBF、ベストボディ、SSA
  • クラシックフィジーク → FWJ、JBBF
  • ボディビル → FWJ、JBBF、NABBA
  • フィットネスモデル → NABBA、ベストボディ、SSA

大会の難易度をランクすると下記になります。

1位:FWJ

2位:JBBF

3位:NABBA

4位:ベストボディ・ジャパン

5位:SSA

あくまで主観です。

あなたにピッタリの大会はどれ?

プロモーションが上手く経歴としても映えるのは、FWJです。マーケティングも上手く観覧席もいつも、埋まっています。それだけ注目度の高い大会といえます。

よりコアに、公明正大に行きたいのであれば、JBBFです。ドーピングチェックが厳しい団体なので、フィットネスユーザーから尊敬される方が多いです。JBBFはマーケティングが上手くなかったり、地方団体によって対応に差がある事でも知られています。

フィットネスモデルとしてカッコよさを全振りで行くならNABBAかと思います。これは完全俺の主観なんですが、大会の魅せ方が非常に上手くて観ているこっちも引き込まれます。出場するならかなり自分に自信を持って出場しないと飲み込れそうになります。個人的には、アジア人らしさがあって好きです。

ベストボディや、SSAは凄く良い雰囲気で初心者でも出場しやすい雰囲気があるかなと感じます。芸能人も出場しているしキラキラ感があっていいですよね。

大会に観戦するならどれ?

「NABBA」と「FWJ」は絶対観ておきましょう。出来れば現地で。

FWJは、大きな大会は海外選手も来てトップクラスのショーが見れます。毎年夏と、11月に大きな大会があり、有名選手やインフルエンサー、Youtuberがこぞって参加するので、行って損はないです。

NABBAは、ショーとして非常にカッコよくて俺が行ってよかったなと思いました。審美感が独特ですが、アジア人らしいかっこいい身体を魅せてくれます。FWJほど大会は多くないですが、機会があればぜひ行って欲しいです。

まとめ

以上が「フィジーク、フィットネスモデル、ボディビル大会団体ごとの特徴 まとめ」になります。

まずは、いくつかの団体の大会に観戦してみて下さい。それぞれの色があってモチベーションになります。

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